2011年3月23日、南方日報は記事「核の陰影、いまだ去らず＝日本旅行再開はめど立たず」を掲載した。以下はその抄訳。

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毎年3月末から5月初頭の桜シーズンは、日本旅行のピークにあたる。しかし東北関東大震災の発生により、日本旅行ツアーはすべてキャンセルとなった。3月15日、広東省の旅行企業4社は3月31日までの日本ツアーをすべて取り消すと発表した。

地震、津波により多くの死者を出し、また福島原発問題も解決していない中、日本旅行ツアー再開のめどは立っていない。海外旅行の主力商品であった日本ツアーが実施できないとあって、旅行企業が受けた損害はきわめて大きなものとなった。また日本人観光客の中国旅行も激減しており、この面での被害も甚大と予想されている。（翻訳・編集/KT）