2011年4月1日、スウェーデンを拠点とする自動車部品大手オートリブはこのほど、急成長する中国市場に対応するため、吉林省長春市で新工場の建設に着工したことを明らかにした。投資額は600万ドル。建物面積は現有の吉林工場の2倍となる。新工場完成後、旧工場は閉鎖する。31日付で複数の中国紙が伝えた。

現有工場はシートベルト、エアバッグなどを生産し、独フォルクスワーゲン（VW）系の一汽大衆、長城汽車、北京ベンツ、独BMW系の華晨宝馬、上海汽車などに出荷している。

同社は現在、中国に10工場を持つ。昨年12月には上海工場の拡張も発表している。（翻訳・編集/JX）