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1978年に初めて行われた測量で、世界で2番目に低い湖・アイディン湖は、海抜-154mと確認された。測量技術が発達した今、2度目の測量が半年かけて行われる。
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2007年1月13日、新疆ウイグル自治区の第1測量院、陝西省測量局などが共同チームを作り、中国一の低地であるアイディン湖(艾丁湖)の再測量を行うことになった。
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アイディン湖は新疆トルファン市の南約40kmの地点に位置し、中国一の低地であると同時に、ヨルダンとイスラエルにまたがる死海に次いで、世界で2番目に低い湖として知られ、「中国の死海」とも呼ばれている。1978年に初めて行われた測量では、最低点が海抜-154mと確認された。
それから27年が経過し、その間アイディン湖地区の環境には非常に大きな変化が生じている。測量技術も大きく進歩しており、また何より正確な地理情報を掌握するため、今回の測量と製図が決定された。今回の測量データは少なくともセンチメートル単位まで精確にする狙いだそうだ。関係者の説明によると、この測量活動は6か月間かけて行われるという。
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