Record China 2011年4月5日(火) 8時44分
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4日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国の中産階級と消費ブランド」を掲載した。写真は金(ゴールド)投資勧誘の公告の前を歩く人々。
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2011年4月4日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「中国の中産階級と消費ブランド」を掲載した。星島環球網が伝えた。以下はその概要。
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モノにあふれる北京はアジアの買い物天国だ。しかしモノとは中国製の廉価な服、生活用品、白物家電のことではない。高級ブランドの服、靴、ダイニング用品、アクセサリー、バッグなどのことだ。
一緒に買い物に行った姉は言った。「北京の靴は素敵!」。三里屯のアディダス専門店、そして中国スポーツブランド・リーニンで靴を鑑賞する。世界的な有名ブランドが集まった大望路の新光天地を歩いた後の姉たちの印象は、「他の国にあるモノは北京に必ずある。他の国で買えないモノも、北京では買える」だった。
では価格は?北京のある程度高級な品物は、シンガポールより高い。しかし品揃えは豊富だ。中国の中産階級の台頭と消費ブームが叫ばれて久しいが、これはもはや政府による号令でも経済学者による予測でもない。眼前の現実となっているのだ。
2011年までに中産階級の人口が2.9億人に達し都市人口の44%を占めるようになるとの報告もある。その数字は2020年には4億人を越えるだろう。2.9億人といえば米国の総人口の4分の3だ。「世界の工場」から「世界の市場」への転換も、理にかなっている。2015年には中産階級の購買力は4.8兆元(約62兆円)になるという。(翻訳・編集/津野尾)
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