ネットショッピング、コピー商品氾濫の温床に―中国

Record China    2011年4月8日(金) 11時5分

拡大

6日、中国でオンラインショッピングサイトが著作権などを侵害したコピー商品が氾濫する温床になっていることを商務部が明らかにした。写真は中国のオンラインショップのサイト画面。

(1 / 2 枚)

2011年4月6日、中国商務部は、オンラインショッピングサイト大手の「淘宝網」(タオバオ)や「易趣eBay」が著作権などを侵害したコピー商品の氾濫する温床になっていることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

知的財産権の侵害摘発とコピー商品の製造・販売を取り締まる専門グループを中心として、商務部が工商総局と協力して調査したところ、広東省と山東省でタオバオとeBayに登録する一部オンライン店舗が権利侵害行為を行っているのが摘発された。

摘発されたのはタオバオの8店舗とeBayの腕時計販売店などで、物流の流れを記した書類や関連資料が押収されたほか、取引銀行口座とネット決済サービス「支付宝」(アリペイ)のアカウントが凍結された。同時に、自称“国際的有名ブランド”の衣類やバッグ、携帯電話端末、DVD、医薬品など1万2800点余りも押収されている。こうした違法商取引は消費者のブランド信仰を利用し、大手サイトをターゲットに、組織的に蔓延しているものとみられる。

商務部は国務院の関連部門と協力し、今後も重点的に取り締まりを行っていくとしている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携