日系アパレルが「中国製」を強調、放射能汚染の懸念払しょくに必死―中国紙

Record China    2011年4月8日(金) 19時9分

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6日、福島第1原発の事故で日本製品に対する放射能汚染への懸念が高まる中、日系アパレル各社がこれまであえて触れてこなかった「メイド・イン・チャイナ」であることを強調するようになった。写真は日本の子ども服が展示された上海万博の日本産業館。

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2011年4月6日、中国紙・山東商報は、福島第1原発の事故で日本製品に対する放射能汚染への懸念が高まる中、日系アパレル各社がこれまであえて触れてこなかった「メイド・イン・チャイナ」であることを強調するようになったと報じた。

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中国で売られている日本ブランドのアパレル製品はもともと、ほとんどが中国で生産されたものだが、これまでは「メイド・イン・チャイナ」であることがわざわざ強調されることはなかった。顧客に対する販売員の説明も「日本のブランド」としか言わないことが鉄則。だが、福島原発の事故で状況は一変。「日本」と聞くだけで放射能汚染を連想する人が増える中、「日本」という言葉を出すことはタブーとなりつつある。

そのため、最近では安全性を強調するために「中国で生産したもの」であることが前面に押し出されるようになった。以前では考えられないことだが、業界関係者は「そうしないと顧客が離れてしまう」と口を揃えている。(翻訳・編集/NN)

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