環球網 2018年1月16日(火) 5時0分
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中国甘粛省衛生計画生育委員会によると、過去1年間、甘粛省は海外に中国医学機関を設立し、奨励政策を打ち出し、外国人留学生を引き付けて中国で中国医学の知識を勉強させることなどによって、中国医学の海外進出を進めている。資料写真。
中国甘粛省衛生計画生育委員会の外事処によると、過去1年間、甘粛省は海外に中国医学機関を設立し、奨励政策を打ち出し、外国人留学生を引き付けて中国で中国医学の知識を勉強させることなどによって、中国医学の海外進出を進めている。中国新聞網が14日付で伝えた。
中国医学の対外協力交流省として甘粛省は2013年11月、ウクライナに海外初の「岐黄中医学院」を設立した。それに続き、フランス、ニュージーランド、キルギス、ハンガリーなどの国で中国医学学院や中国医学センターを設立し、絶え間なく「一帯一路」沿線国家とこの分野での協力を進めている。
2017年、甘粛省海外中国医学機関で診察を受けた人の数は1万3681人に達し、158人の外国人医師がそこで育成訓練を受けた。また、同機関が海外で登録した薬の種類は96に達し、薬の原材料の輸出金額は3020万元(1元は約17円)となったという。
外事処の李宏民副処長は先日、中国医学の海外への広がりに伴い、「一帯一路」周辺の国々で「中国医学ブーム」が起こっていると述べていた。現在、ウクライナ、カザフスタンなどシルクロード周辺の国々から60人の留学生が甘粛で中国医学学士の学位を目指しており、修士の学位を目指す留学生も7人いる。他にも、ロシア、ウクライナ、フランスから123人の愛好者が甘粛で中国医学について研修を受けている。
甘粛省はロシア語の中国医学の教科書を作成し、ロシア語、英語、フランス語の中国医学アプリを開発した。これらは、ロシア、英国、フランスなどの国で広める予定である。
李宏民氏によれば、去年9月、甘粛は国家中国医学産業発展総合試験区建設プロジェクトを起動し、ハンガリー、米国、マレーシアなど多くの国の事業者が甘粛と薬の原材料輸出協定を結んだ。現在、中国医学産業は「一帯一路」周辺の国々で広がり、甘粛省の経済成長と脱貧困のための新たな道筋となっている。
ウクライナの国立医科大学鍼灸学教授のアレクサンダー氏は現地の中国医学のベテランであり、数回チームを率いて中国医学を勉強しに中国を訪れている。彼は以前、「過去5年間、中国とウクライナの中国医学提携プロジェクトは、ウクライナでの中国医学の影響力を拡大させた」と話し、「現在、中国医学療法は民間で流行しており、中国医学を学んだ医師は人気が高い。中国医学の技術はウクライナの臨床治療で応用されている」と述べていた。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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