消滅の危機にある美しい景観を愛しむ機運、高まる=東日本大震災が契機―香港メディア

Record China    2011年4月11日(月) 13時26分

拡大

9日、東日本大震災をきっかけに、失われつつある美しい自然や風景を見直そうという動きが各地で高まっている。写真はモルジブ。

(1 / 4 枚)

2011年4月9日、香港の華字メディア・星島環球によると、東日本大震災をきっかけに、失われつつある美しい自然や風景を見直そうという動きが各地で高まっている。

その他の写真

江蘇省南京市の夕刊紙・揚子晩報は「本当に目にしておきたい風景があっても、それがいつまであるかわからない」と報じ、特にイタリアの「水の都」ベニスや、モルジブ諸島は地球温暖化の影響で海面が上昇していることなどから、いつまで存在しているかわからないとしている。

会計事務所に勤務しているある女性は、「数十年後には見に行きたいと思っている風景がもうないのではないか」と危機感を覚え、「今のうちに早く見に行きたい」と話す。

人々の不安や危機感の背景には、日本できわめて甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生がある。日本の震災が多くの人に自然の力の大きさや世の無常を強く印象づけたことが、消えつつある美しい風景や自然を改めて見直そうという動きを後押ししているのだという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携