2011年4月11日、スタンダードチャータード銀行が同日発表したレポートによると、アジアの富裕層の個人資産目標額は平均350万ドル(約3億円)であることが分かった。12日付で中国新聞社が伝えた。

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調査は中国本土、香港、台湾、インドネシア、インド、マレーシア、韓国、シンガポール、タイ、アラブ首長国連邦の10カ国・地域の富裕層1800人を対象に行った。

個人資産は平均130万ドルで、約6割が「過去1年間に資産が増加した」と回答した。今後1年間の見通しについては、81％が「資産は増加する」とみており、世界平均を約10％上回った。

一方、対象10カ国・地域のうち、投資リスクに対する許容度が高かったのは香港、インドネシア、韓国で、逆に許容度が低かったのは中国、マレーシア、シンガポールだった。（翻訳・編集/HA）