2018年10月10日、中国の動画アプリ・梨視頻の微博（ウェイボー）アカウントは、英BBCのドキュメンタリー番組を紹介し、健康的な食事の国ランキングについて伝えた。

ランキングは、BBCが世界50カ国の食習慣について調査を行い順位付けしたもの。中国は18位で、理由は主食の米に加えて伝統的な中国料理は多くの野菜を用いており、中国人の野菜摂取量は英国人より4割多いとされている。

韓国は13位。理由は大量の野菜と海鮮、それにキムチという食習慣があるからだという。韓国人の野菜摂取量は英国人の約2倍。発酵食品であるキムチには体にいい菌が含まれており、漬ける時間が長いほどビタミンB12が多くなる、などと解説されている。

日本は5位。理由は主に新鮮な魚と野菜にあると紹介された。非常に健康的な食習慣であるものの5位にとどまった理由は、醤油が好きで塩分摂取量が多いことと、西洋の食文化の影響で魚や野菜、果物の摂取量が減少傾向にあることを挙げている。

これに対し、中国のネットユーザーから「でも中国料理が一番おいしい。反論は受け付けない」「健康なんて意味あるか？私たちが食事に求めているのはおいしいこと。数年長く生きるために我慢するなんておかしいね」「日韓の料理は冷たいものばかり。どこが健康的なんだろう？」などのコメントが寄せられた。

また、「食でいえば中国料理は世界一だよ。でも食品安全についてはお邪魔しましたとしか言えない」「中国の食品安全の問題はお世辞にも良いとは言えない。18位というのは十分高い評価だ」など、安全面について指摘する意見も多かった。（翻訳・編集/山中）