馬総統、中国本土客の個人旅行を年内に解禁へ、台湾南部への誘致も強化―SP華字紙

Record China    2011年4月14日(木) 13時59分

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12日、台湾の馬英九総統は中国本土観光客向けの個人観光ビザの発給を年内に実現させる考えを示した。写真は台湾南部の高雄。

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2011年4月12日、台湾紙・中国時報によると、馬英九(マー・インジウ)総統は中国本土観光客向けの個人観光ビザの発給を年内に実現させる考えを示した。13日付でシンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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馬総統は台南市医師公会の訪問団との会談で、年内にも中国本土観光客への個人旅行を解禁する考えを表明、医療観光(メディカルツーリズム)の推進に全力を挙げる方針を示した。

海外で安い費用で高度な治療が受けられるとして人気の医療観光は韓国、シンガポール、タイなどアジア各国ではすでに国を挙げて推進し、外国人観光客を増やしている。日本でも本格導入に向けた検討が進められている。台湾もこうした流れに乗り遅れないための競争力をつけたい考えだ。

また、馬総統は台湾南部の観光業界から「中国本土客が北部から入って北部から出て行ってしまう」との不満が多く寄せられていることに対し、今後は中国本土客が「北部から入って南部から帰る」もしくは「南部から入って北部から帰る」ようになるような方策を政府として検討する方針も示した。(翻訳・編集/NN)

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