2011年4月15日、海南省ボアオ市で、ボアオ・アジアフォーラムが開幕した。胡錦濤（フー・ジンタオ）・中国国家主席は、今後5年間、中国は内需、とりわけ消費の拡大に力を注ぎ、消費の潜在力を解放する長期的な体制を整えると演説した。16日、京華時報が伝えた。以下はその抄訳。

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演説は「共同発展を推進し、調和的なアジアをともに作る」とのタイトル。過去10年間、中国は急速な経済成長を維持し、経済力、国力、国民の生活水準を新たなステージと引き上げることに成功した、と強調。同時にアジアと世界の経済成長に大きく貢献したと成果を誇った。

また、今後5年は内需、とりわけ消費の拡大に力を注ぐと言明。同時に海外進出戦略展開、世界経済協力、省エネ型社会及び環境友好型社会の建設などに尽力することを目指す、との将来像を示した。（翻訳・編集/KT）