ガソリン値下げ 小さい下げ幅にタクシー運転手も期待せず―北京市

Record China    2007年1月16日(火) 10時15分

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ガソリンの価格とタクシー運賃の連動制度がとられている北京市だが、今回のガソリンの値下げによる運賃の変化はない。下げ幅があまりに小さいため、タクシー運転手の収入にもほとんど変化はないようだ。

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2007年1月14日の深夜0時、北京市でガソリンの小売価格の値下げが実施された。これによって1リットルあたり0.17〜0.21元(約2.55〜3.15円)の幅で、ガソリンがこれまでより安くなっている。市で最も流通している93号ガソリンの価格は、1リットルあたり5.09元から4.9元となった。

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市では昨年、ガソリンの価格とタクシー運賃の連動制度が採用された。いくつかの段階別に設定されており、1リットルあたりのガソリンの価格が上昇すると運賃の値上げ、または乗客からの燃料費の徴収が行われ、下がると値下げまたは燃料費の徴収が取り消しとなる。

今回の値下げ幅は、この連動制度の基準に達しないため、タクシー料金の値下げにはつながらない。しかし関連管理部門によると、運転手に支給される燃料補助は取り消しまたは減額になる可能性があるという。

ほとんどのタクシー運転手は、値上げ時に比べれば問題にならないほど値下げ幅は小さいと見ており、収入に大きな変化はないと予測している。

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