Record China 2011年4月23日(土) 22時37分
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21日、香港紙は、原発事故について日本の情報公開は不透明きわまりないが、国際社会はそれを容認していると批判した。写真は3日の福島第1原発付近。
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2011年4月21日、香港紙・明報は「なぜ国際社会は日本を『信用』するのか」と題した記事を掲載した。以下はその内容。
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福島原発事故の長期化が明らかとなるなか、日本の被災者や国民は東京電力など関係機関の不透明なやり口に怒りを示している。ところが国際社会は日本のやり方を認め、信任する姿勢を示している。
なぜ日本は米国の冷却剤提供の申し出を拒否したのか。なぜ欧米政府は日本の基準とは異なる原発80km圏内の避難を勧告したのか。大災害にもかかわらず情報はきわめて不足している。国際メディアやNGOはなぜより現実に即した評価・分析をしないのか。
もし今回の問題が「盟友」日本ではなく、かつてのソ連や他の国が引き起こしたものならば、欧米社会は厳しく批判したことだろう。福島原発問題は欧米社会のダブルスタンダードを示すものとなった。アジア人として、地球市民として、我々は日本人を励ますとともに、透明性の確保と責任ある対応を求めたい。(翻訳・編集/KT)
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