地震早期警報システムの開発に成功、初期微動からわずか4秒で―四川省成都市

Record China    2011年4月27日(水) 8時58分

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25日、中国・四川省成都市で、初期微動(P波)を検知してから4秒後に緊急地震速報発令まで22秒のカウントダウンを始める地震早期警報システムの開発に成功した。写真は5日の清明節に四川大地震の犠牲者の共同墓地で行われた慰霊祭。

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2011年4月25日、中国・四川省成都市で、初期微動(P波)を検知してから4秒後に緊急地震速報発令まで22秒のカウントダウンを始める地震早期警報システムの開発に成功した。東方網が伝えた。

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成都で研究開発された最新の地震早期警報システムが25日午後1時5分45秒(現地時間、以下同じ)、緊急地震速報発令まで22秒のカウントダウンを始めた。そして、22秒後。四川省地震局と成都ハイテク減災研究所が速報を発令。その後、四川省地震台網が確認したところ、その4秒前にあたる同日午後1時5分41秒に[シ文]川を震源とするマグニチュード(M)2.7の地震が確かに起きていた。

地震早期警報システムは甚大な被害を及ぼす主要動(S波)が到達する前に、初期微動(P波)を検知した段階で地震情報を発し、被害を最小限に抑えるためのもの。今回は試験運用が行われ、無事成功した。(翻訳・編集/NN)

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