2011年4月27日、台湾の民進党は、2012年総統選の公認候補に蔡英文（ツァイ・インウェン）主席を選出した。与党・国民党からは現職の馬英九（マー・インジウ）総統が出馬することが決まっている。中国台湾網が伝えた。

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台湾TVBSによると、蔡主席は次点の蘇貞昌（スー・ジェンチャン）元行政院長（首相）をわずか1％という僅差で下した。民進党は25日、公認候補を決めるための世論調査を開始。蔡主席、蘇元行政院長、許信良（シュー・シンリアン）元同党主席の対決となったが、蔡主席が勝利した。同党は「台湾独立」を掲げる最大野党。

一方、与党・国民党も同日、予定より1週間早く馬総統を公認候補にすることを決定した。総統選は来年1月に行われる。（翻訳・編集/NN）