Record China 2011年4月29日(金) 14時52分
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25日、日本百貨店協会は「外国人観光客誘致フォーラム」を開催し、東日本大地震ですっかり「日本恐怖症」となってしまった中国人観光客をいかに呼び戻すかなどについて話し合った。写真は東京・銀座のデパート。
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2011年4月25日、日本百貨店協会は「外国人観光客誘致フォーラム」を開催し、東日本大地震ですっかり「日本恐怖症」となってしまった中国人観光客をいかに呼び戻すかなどについて話し合った。28日付で人民網が伝えた。
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日本は03年から「観光立国」に向けた取り組みを始め、20年までに訪日外国人観光客を3000万人に増やす方針を示している。その中で最も期待を寄せているのが経済成長著しい中国からの観光客。旅行中の1人あたり消費額も16万5000円と外国人観光客の平均額11万5000円を大きく上回っている。そんな「上客」を少しでも多く獲得しようと、各百貨店は我先にと中国語のホームページを開設したり、中国語の案内係を配置したりといった誘致合戦を展開してきた。
こうした取り組みが奏功し、昨年の訪日外国人客数は前年比26.8%増の861万人で過去最高を記録。山田尚義・観光庁審議官によると、今年も震災前はこれを上回る勢いで伸びていた。ところが、3月の震災以降、旅行の予約キャンセルは9割を超え、60を超える国際会議が中止または延期に。百貨店に買い物に来る外国人客の数も、福島第1原発の事故が起きた3月中旬以降は北海道から沖縄までほぼゼロに等しくなった。
中国人客の64%は日本の「自然」に最も関心があると回答。「買い物」(59.1%)は2位となっている。特に桜が満開になる4月は中国人客に人気のシーズンだが、今年は震災の影響でそれもぱったり途絶えている。そのため、「いかに中国人客の『日本恐怖症』を打ち消すか?」が大きな課題となっている。(翻訳・編集/NN)
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