伝統植物薬品の規制発効=中国漢方薬はすべて薬品として認められず―EU

Record China    2011年5月2日(月) 5時58分

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4月29日、欧州連合(EU)の欧州委員会は「伝統植物薬指令」を公告した。5月1日より施行される同法律により、未登録の漢方薬は薬品としての販売、使用が禁止される。写真は浙江省の中国医学病院。

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2011年4月29日、欧州連合(EU)の欧州委員会は「伝統植物薬指令」を公告した。5月1日より施行される同法律により、未登録の漢方薬は薬品としての販売、使用が禁止される。京華時報が伝えた。

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「伝統植物薬指令」は漢方薬など伝統的な植物薬品の登録を義務づけるもの。認可を受けて初めて薬品としての販売、使用が可能となる。これまで7年間の過渡期が設けられており、約350種の植物薬品が認定されたが、その中に中国の漢方薬は含まれていない。

問題は認可のハードルの高さ。過去15年にわたるEU内での使用歴を証明すること、数百万元もの登録費用を支払うことがネックとなり、中国漢方薬企業の多くは傍観することとなった。ただし5月1日以後も食品や保健品の名目で販売することは可能となる。ある製品が薬品なのか、食品なのかを決める区分は各国ごとに決定される。(翻訳・編集/KT)

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