反政府集会を提唱の「中国ジャスミン革命」組織者のサイトに60万人が登録―中国

Record China    2011年5月3日(火) 4時29分

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30日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは、記事「相次ぐ重大集団事件=ジャスミン革命の礎築く」を掲載した。写真は4月28日、天安門広場の警備。

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2011年4月30日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは、記事「相次ぐ重大集団事件=ジャスミン革命の礎築く」を掲載した。

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28日付米紙ニューヨークタイムズは、反政府抗議集会の呼びかけである「中国ジャスミン革命」の組織者を名乗る男性「華哥」のインタビューを掲載した。当初、呼びかけが掲載された北米華字ニュースサイト・博訊網はサイバー攻撃によってダウン。その後、「華哥」らが設立したブログが引き継ぎ、毎週末の集会呼びかけを続けている。

「華哥」によると、ブログの登録読者数は60万人以上。大半が中国本土在住者だという。またメーリングリスト登録者も3000人を超えていると明かした。中国ジャスミン革命は当局の警戒を招き、運動に関係していない人権活動家などが次々と拘束され、有罪判決を受け、あるいは失踪している。そうした面から運動を批判する声も少なくない。

中国にはまだ革命の時機が訪れていないとの指摘もある一方で、中国では今、頻繁に「集団事件」が起きている。「集団事件」とは中国当局の用語で、暴動、デモ、抗議集会など多くの人々が参与した運動を意味する。300人以上1000人以下が参加したものを重大集団事件、1000人以上が参加したものを特大集団事件と中国当局は呼称しているが、現在、週に1度のペースで重大集団事件が発生、3週に1度のペースで特大集団事件が発生している。(翻訳・編集/KT)

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