2011年5月2日、中国の人気若手女優リウ・イーフェイ（劉亦菲）が、主演映画「倩女幽魂」のPRのため台湾入りした。華視新聞網が伝えた。

【その他の写真】

イーフェイ主演の「倩女幽魂」は、日本でも大ヒットした1987年の香港映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のリメイクバージョン。この映画で人気爆発した美人女優ジョイ・ウォン（王祖賢）による幽霊役を、その神秘的な雰囲気から「神仙姐姐（仙女おねえさん）」のニックネームを持つイーフェイが演じている。

中国では大ヒット公開中だが、台湾では今月6日から上映。これに合わせてイーフェイが台湾入りし、映画PRをスタートした。

旧版を演じたジョイと頻繁に比較されるイーフェイだが、「うっとおしいと思っているのでは？」との台湾メディアの問いかけに、「その通りよ」とおちゃめに回答。この役を演じるにあたってジョイ版を一度も見ていないといい、「1人の役者として良くないかもしれないけど、人の演技は参考にしないの。（製作した）時代もまったく違うし、作品には創造性が必要。じゃないといま私たちが再び演じる意味がどこにあるの？」と、自分なりのリメイク作品についての考えを語った。

旧版はジョイの圧倒的な美しさが強烈な印象を残しているが、イーフェイ版を見たネットユーザーからは、「腫臉女鬼（顔がむくんだ女幽霊）」「デカ顔」と不名誉な意見も。これについてイーフェイは、「そういう批判も私にとってプレッシャーにはならないわ」と強気な態度を崩さず話した。（翻訳・編集/Mathilda）