氷河が過去30年で大幅に縮小―新疆ウイグル自治区

Record China    2011年5月8日(日) 10時22分

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5日、新疆ウイグル自治区の氷河が過去30年で大幅に縮小していることが、中国科学院の研究チームによる調査で分かった。写真は新疆ウイグル自治区の友誼峰。

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2011年5月5日、新疆ウイグル自治区の氷河が過去30年で大幅に縮小していることが、中国科学院の研究チームによる調査で分かった。中国新聞社が伝えた。

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学術雑誌「第4紀研究」に発表された研究結果によると、調査対象である1800本の氷河は過去26〜44年で、それぞれ平均0.243平方キロメートルの面積が消失した。氷河の分布や変化の特徴、溶けだした水の量は各流域で異なることから、今後の気候変化が新疆ウイグル各地域の水資源に大きく影響するものとみられている。

新疆ウイグル自治区では氷河の溶け水が水資源として大きな役割を果たしており、融解が進むことで同地域にどのような影響がもたらされるのかが、研究の大きな課題となっている。(翻訳・編集/NN)

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