2011年5月7日、中国新聞網は記事「解明：中国IT企業が相次ぎ米国で上場する理由＝中国ベンチャーボードの力不足」を掲載した。

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中国IT企業の新たな海外市場上場ラッシュが到来した。動画共有サイト・Youku、ソーシャルネットワーキングサービス・人人網などが米ナスダック市場に上場、資金調達に成功している。中国でもベンチャーボードが創設された今、なぜ米国に上場するのかとの声もあるが、アナリストは「海外市場上場ラッシュは、中国ベンチャーボードの力不足を示すもの」と指摘している。

ナスダック市場の上場要件は、中国ベンチャーボードと比べてもハードルが低い。特にIT企業は初期に利益を上げることが難しいが、ナスダック市場は将来の成長性で判断するのに対し、中国ベンチャーボードは過去2年間の純利益合計額がプラスであることなど厳しい要件を課している。（翻訳・編集/KT）