<中華経済>ハイブリッド路線バス今秋投入、30%省エネ実現―遼寧省瀋陽市

Record China    2011年5月10日(火) 6時34分

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8日、遼寧省瀋陽市で生産されるハイブリッドバスが今年9月にラインオフし、同市の路線バスとして導入される見通しであることが分かった。

2011年5月8日、遼寧省瀋陽市で生産されるハイブリッドバスが今年9月にラインオフし、同市の路線バスとして導入される見通しであることが分かった。バスを生産する瀋陽五州龍新能源汽車有限公司企業発展部の張耀民経理によると「省エネ率30%」がハイブリッドバスの最大の利点で、二酸化炭素も大幅に削減できる。瀋陽晩報が伝えた。

瀋陽五州龍新能源汽車は2010年4月、瀋北新区道義地区で工場建設に着手しており、今年9月か10月ごろに完成し、年産台数は1万台を見込んでいる。その後、第2期工事が完成すれば、年産台数は2万台に拡大する。

ハイブリッドバスは、一般バスと外観上の差はないが、発進時の振動や騒音がより少ない。フルコンピュータ制御のノークラッチ車で、バックビューモニターも装備され、同社では非常に運転しやすいと説明している。

また、バスの最大のメリットは省エネで、省エネ率は平均30%で、電気モーターとガソリンエンジンの自動切替システムで走る。電池は、一度フル充電すると、280キロから300キロの走行が可能で、路線バスとして投入した場合は、電池のみで2、3日運行できる。

一方、ハイブリッドバスは価格も80万元以上と、一般のバスの30〜40万元に比べ2倍以上の開きがある。しかし、瀋陽市が「国家省エネルギー・新エネルギー自動車モデル推進試行都市」に指定されたため、新エネルギー車を導入すると、国家の補助の対象となる。(翻訳・編集/JX)

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