やはり大作映画から抹消、期待の女優タン・ウェイに人気監督からも惜しむ声―中国

Record China    2011年5月12日(木) 20時54分

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11日、中国で話題の超大作映画「建党偉業」で、人気女優タン・ウェイが再び“封殺”の憂き目に。人気映画監督らが不満を訴えている。写真はタン・ウェイ。

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2011年5月11日、中国で話題の超大作映画「建党偉業」で、人気女優タン・ウェイ(湯唯)が再び“封殺”の憂き目に。人気映画監督らが不満を訴えている。新華網が伝えた。

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来月15日から公開される中国共産党成立90周年記念映画「建党偉業」は、今年の公開作でもトップクラスの超大作。チョウ・ユンファ(周潤發)やアンディ・ラウ(劉徳華)、ダニエル・ウー(呉彦祖)、ワン・リーホン(王力宏)ら中華圏のトップスターが続々登場する豪華作品だ。同作には07年のアン・リー(李安)監督「ラスト、コーション」で無名から一躍人気女優となったタン・ウェイも出演している。

タン・ウェイは「ラスト、コーション」で濃厚すぎるベッドシーンを演じたことや作品そのものの歴史的描写が影響し、中国映画界から2年にわたって“封殺”され、事実上活動停止となる騒動に。今回、解禁後初めての愛国映画に抜擢され、やっと長いトンネルを抜けることになっていた。

しかし、「建党偉業」に出演し、映画「ヘブン・アンド・アース/天地英雄」などで知られる著名監督フー・ピン(何平)が、ブログでタン・ウェイの再“封殺”を明らかに。「いい演技をしていて、必要なキャストだったのに。惜しいと言うしかない」と語り、このメッセージは多くの映画監督がすぐさま自身のブログへ転載。タン・ウェイを哀れむ声があがっている。

「建党偉業」を制作した国営映画会社・中国電影集団公司のスポークスマンは、「出演シーンがカットされた俳優はほかに何人もいる。誰を残し、誰をカットしたかは、映画が上映されたのちに分かるはず」とコメントしている。(翻訳・編集/Mathilda

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