世界のブランドが香港に、中国本土からの消費者がターゲット―米メディア

Record China    2011年5月14日(土) 13時48分

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11日、世界各国の小売企業が目下世界最大のブランド品市場となっている香港に進出している。どの企業も中国本土の消費者を当て込んでいるという。写真は香港のブランド店。

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2011年5月11日、米ウォール・ストリート・ジャーナル中国語版サイトによると、世界各国の小売企業が目下世界最大のブランド品市場となっている香港に進出して来ている。どの企業も中国本土の消費者を当て込んでいるという。

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アバクロンビー&フィッチやギャップ、フォーエバー21、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズなどの人気ブランドはいずれも香港に出店済みか出店を計画している。アバクロンビーは、中国服を現代風にアレンジ した香港の人気ブランド・上海灘(シャンハイタン)が長年にわたって出店していたスペースに取って代わって出店を実現させた。テナントの占有スペースは2300平方メートル。月テナント料は上海灘の2倍以上の700万香港ドル(約7300万円)に上る。

プラダやルイ・ヴィトン、グッチなども人気だが、こうした海外ブランドが次々に進出してきたことで香港の繁華街のテナント料が上昇しており、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の繁華街は2年間で34%も高くなった。香港における小売市場の活況は中国本土からの観光客が大幅に増加したことによると見られている。

香港へ進出しているのは服飾関連の企業・ブランドが多いが、それだけにはとどまらず、米アップルも香港への進出を強めている。以前は代理店を通じた販売を行っていたが、2010年2月には2年かけて中国本土と香港に計25店舗を出店する計画を明らかにしており、年内にも香港国際金融センターに新店舗をオープンさせる計画だという。(翻訳・編集/岡田)

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