中国は「低IQ社会」に向かっているのか?―米紙

Record China    2011年5月14日(土) 6時55分

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12日、米紙は「中国は『低IQ社会』に向かっているのか」と題した記事を掲載した。写真は江蘇省蘇州市の書店。

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2011年5月12日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国は『低IQ社会』に向かっているのか」と題した記事を掲載した。国際在線が伝えた。以下はその内容。

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著名な経営コンサルタント、大前研一氏の著書「『知の衰退』からいかに脱出するか」は意外にも中国人の敏感な神経を刺激した。大前氏は「中国を旅した時、街にはマッサージ店ばかりで本屋はほとんど見かけなかった。中国人の平均読書時間は15分未満で、日本人の数十分の1。中国は典型的な『低IQ社会』だ。先進国になれる見込みはない」と述べている。

中国は本当に低IQ社会に向かっているのか?その前に「高IQ社会」の特徴を挙げてみよう。それは▽公共意識が強い▽新しいものを創り出そうとする考えが浸透している▽知識と真理に対する追究が情報に対する需要を上回っている―といったところだろう。

中国人は確かに本を読まなくなった。本を読む努力もできない民族に未来はあるのか?金持ちは稼いだ金を決して社会のために使おうとはしない。だから、中国では陳光標(チェン・グアンビャオ)氏のような「これみよがし」の慈善活動でさえ支持する人が多いというのも納得できる。

中国では「パクリ」と「ねつ造」が横行し、常識では考えられない事件が次々と起きている。どうやらこの国はまだ「創造」という二文字とは無縁のようだ。中国は「低IQ社会」に向かっているのか?「心配している」としか答えようがない。(翻訳・編集/NN)

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