2011年5月11日、中国民用航空総局（民航総局）の李家祥局長は、2011年中国民間航空フォーラムで、中国航空業界の再編を通じ、国際競争力を持った大規模な航空会社の設立を促す方針を明らかにした。中国の各メディアが伝えた。

局長によると、世界の主要航空会社間の連携が一層活発化し、「スターアライアンス」など3大航空連合の世界シェアは80％以上で、国際的な航空連合や航空ネットワーク間の競争となっている。

中国は貨物11社、旅客33社の航空会社計43社があるが、いずれも規模が小さく経営戦略も大差ないため、競争力に欠けている。このため、資本提携やコード・シェアリングなどを通じて、国際競争力を有する大型企業グループの育成を目指す考えだ。（翻訳・編集/JX）