中国が武装警察など治安維持コストに8兆円弱=国防費以上の規模に―米メディア

Record China    2011年5月16日(月) 7時53分

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13日、ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「中国、治安コストに巨額の出費=国防支出を上回る」を掲載した。2011年の治安維持関連支出は7兆7400億円に達した。写真は5月、天安門広場国旗掲揚班の武装警官。

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2011年5月13日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「中国、治安コストに巨額の出費=国防支出を上回る」を掲載した。

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中国政府公表の予算によると、11年の治安維持関連支出は6244億元(約7兆7400億円)。全財政支出の6.23%を占める。前年比13.8%という高い伸びを示し、初めて国防費(6011億元=約7兆4600億円)を抜いた。

雑誌「財経」は治安維持関連支出の詳細を分析している。警察関連コストが裁判所支出を大きく上回り、全体の50%以上と大半を占めた。特に中央政府支出分に関しては武装警察関連費用が80%弱と大半を占めた。なお中央政府の支出は1025億元(約1兆2700億円)。地方政府の支出が5220億元(約6兆2700億円)と圧倒的に多い。

人民大学共産党史学部の張同新(ジャン・トンシン)教授は、莫大な治安維持コストは「それだけの値打ちがある」と明言する。国家の安定した成長と人民の利益擁護のためには、高額な代価も必要だと話している。(翻訳・編集/KT)

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