15年後の世界の経済成長、過半は中国など新興6カ国が占める―世銀報告書

Record China    2011年5月19日(木) 12時49分

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17日、中国、インド、ブラジル、ロシア、韓国、インドネシアの新興6カ国の経済が2025年までに世界全体の経済成長の過半を支えるようになるとの予測を世界銀行が明らかにした。写真は今年も成長が見込まれる中国の鉄鋼産業。

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2011年5月17日、法制晩報によると、世界銀行が同日に発表した報告書で、中国、インド、ブラジル、ロシア、韓国、インドネシアの新興6カ国の経済が2025年までに世界全体の経済成長の過半を支えるようになるとの予測を明らかにした。

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報告書は、新興経済国6国全体の2025年までの年平均経済成長率が4.7%に達する一方、先進国の同期経済成長率は2.3%程度になると予測。世界経済に根本的な変化が生じつつあると指摘し、今後は単一の国家が突出するような状況にはならず、細分化が進み、新興経済国の立場も上昇していくとの見通しが示されている。

報告書ではまた、今後15年間で新興6カ国の経済成長が世界全体の過半を占め、世界経済の原動力になると指摘されているほか、国際通貨システムも米ドルを基軸とした単一貨幣による支配から、米ドル、ユーロ、人民元の3貨幣を中心としたものになるとの見通しも示されている。(翻訳・編集/岡田)

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