中国の富裕層、“見栄で多額の買い物”は過去のものへ―米紙

Record China    2011年5月19日(木) 20時43分

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17日、中国の富裕層は見栄による多額の消費をしなくなってきていることが分かった。写真は上海。

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2011年5月17日、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、世界4大会計事務所のひとつKPMGが16日に発表した報告書から、5年前と比べて中国の富裕層は見栄による多額の消費をしなくなってきていることが分かった。環球網が伝えた。

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報告書によると、中国の富裕層には消費によって自身の裕福さを誇示しようとする傾向が現在も引き続き見られるものの、一方で美術品の収集や旅行などにも目を向けるようになっている。

2006年の調査時は、中国の富裕層は高級品の購入について、46%が「社会的地位のため」を理由としており、美術品の購入や観光といった自身を高めるのための消費は少なかった。今回の2011年調査では、社会的地位を理由とした消費は33%に低下し、自身のための消費が大幅に増加。欧米人の消費観により近づいたとKPMGの関係者は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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