中国当局、三峡ダムの悪影響を認める―英メディア

Record China    2011年5月20日(金) 15時8分

拡大

18日、英メディアは中国当局が三峡ダムの長江中・下流への悪影響を認め、適切な処理を行うよう求めたと報じた。写真は三峡ダム。

(1 / 3 枚)

2011年5月18日、英BBC放送の中国語版ウェブサイトは、中国当局が三峡ダムの長江中・下流への悪影響を認め、適切な処理を行うよう求めたと報じた。

その他の写真

中国の温家宝首相は18日、国務院常務会議を招集。会議では「三峡後続工作規則」と「長江中・下流域の水質汚染防止規則」に関する討論が行われ、可決された。会議はまた、三峡ダムプロジェクトは莫大な効果と利益を発揮すると同時に、地元住民の移住、生態環境保護、地質災害防止などの面で速やかに解決すべき問題も存在するとした上で、長江中・下流の水上運輸、灌漑、洪水などに一定の影響が出ていると指摘した。

こうした状況を受け、会議はプロジェクトの調整と川の水量の安定、堤防の強化、航路と取水設備の改善を求めたほか、生態系の修復、生物の生息環境の改善、生物の多様性の保護などを実施するとしている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携