2018年1月13日、中国広東省広州市の交通警察によると、同市で10日、めまいを起こして路上に倒れた女性が救助してくれた警察官らに感謝の手紙を送った。交通警察は「誠実な手紙だ」としてその写真を公開している。

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公開された当時の写真を見てみると、女性は歩道に植えられた木の根元と思われる場所にあおむけに横たわり、そばには厳しい表情の警察官が立っている。

女性はこの日、朝食を食べておらず、救助した警察官は朝食を買ってきて女性に食べさせ、さらにはジャケットを着させたという。女性が「心優しい警察のおじさんへ」と題して書いた手紙はお詫びの言葉から始まり、「私がドジなせいで朝ご飯を食べるのを忘れてしまいました。節約のためではなく、本当に会社で食べようと思っていたのです。皆さんにお金を使わせてしまったこと、とても心苦しく思っています。どうやって感謝すれば良いか分かりませんが、このメモで私の感動をお伝えします」などと感謝と反省の気持ちを表現。差出人の名は「うっかり倒れてしまった某人」となっており、右下にはイラストが添えられている。

この出来事に中国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せており、「ほっこりする話」「やっぱり朝食は大切ということだね」「もし空腹で倒れている人に出会ったら自分も警察官と同じ行動を取ったと思う。朝と昼は絶対食べなきゃ。自分はおなかいっぱいにならないとダイエットしようという気力が湧かない」「なぜわざわざ節約ではないことを強調？」「一食ぐらい抜いても普通は何ともないはず。病院に行って検査を受けた方がいい」などの書き込みが見られた。（翻訳・編集/野谷）