<サッカー>敗れたU−23中国代表の関係者「われわれは12人を相手に戦った」―中国メディア

Record China    2018年1月16日(火) 15時0分

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15日、観察者網によると、中国で開催中のサッカーU−23アジア選手権で中国がカタールに逆転負けを喫してグループリーグ敗退が決まった試合について、中国の関係者が「われわれは12人と戦った」とコメントした。資料写真。

2018年1月15日、観察者網によると、中国で開催中のサッカーU−23アジア選手権で中国がカタールに逆転負けを喫してグループリーグ敗退が決まった試合について、中国の関係者が「われわれは12人と戦った」とコメントした。

15日に行われたグループA第3節で中国はカタールと対戦。開始直後に先制するものの、前半41分にキャプテンが2枚目のイエローカードで退場。すると、直後の同43分に追いつかれると、後半31分に逆転ゴールを決められ1−2で敗れ、通算1勝2敗でグループリーグ敗退が決まった。この試合でイラン人のAlireza Faghan主審は中国の選手にレッドカード1枚、イエローカード7枚を提示。一方、カタールに出したのはイエローカード1枚のみだった。試合終了直後には、中国載選手が審判団に詰め寄るシーンも見られた。

U−23中国代表のマッダローニ監督は、記者から主審のジャッジについて聞かれると、「試合の細かい部分について多くを語りたくはない。選手はよくやった。結果は残念なものだったが、我々はもっと良い成績を収めるべきだった」と述べるにとどめた。一方、同代表の劉殿秋(リウ・ディエンチウ)マネージャーは「観客もみんな見ていたと思うが、われわれは負けていなかった。われわれはまるで12人を相手に戦っているようだった。こんなことでは、アジアのサッカーに未来や希望はない」と主審のジャッジに対する不満を吐露した。

中国のネットユーザーからも「ホームなのに公正を保てないってどういうこと?」「レベルの低い審判がカタールに加担していた」などの批判が噴出したようだ。

一方で、人民日報は16日「U23は負けてもいい。管理者はサッカー教育を軽視するな」との記事を発表。「カタール戦ではキャプテンがレッドカードを受けたのをはじめ、多くの選手がイエローカードを受け、審判に文句を言っている。こういった言動は、中国サッカーの管理者層が長きにわたりサッカー教育を軽視してきたことへの警告だ」と指摘。「若手チームが挫折すると将来のフル代表の後継者不足を心配する向きがある。しかし実際は、若手の教訓はより年齢の若い少年チームに伝えられるもの。今後の中国サッカーは、少年期の基礎固め、規律を守る意識づくりを重視しなければならない」と論じている。(翻訳・編集/川尻

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