2011年5月24日、広東省東莞市で母親の代わりに赤ちゃんに授乳する「乳母」が新たな職業として確立しつつある。母乳の出が悪い母親にとって授乳の問題は切実。日本では気軽に粉ミルクで代用できるが、中国ではそうもいかないようだ。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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記事によると、「乳母」の平均的な月収は6000元〜8000元（約7万5000円〜約10万円）。中には1万元（約12万6000円）を超える人もいるという。乳母のレベルはランク別になっており、最高レベルの「特級」になると1万5000元（約18万9000円）は下らないという。

乳母になる人の多くは辺ぴな山奥から出てきた女性で、雇い主は深セン、北京、広州などの大都市在住者が多い。乳母としての働きが良ければ、そのままベビーシッターに昇格することもあるという。（翻訳・編集/NN）