Record China 2011年5月25日(水) 17時17分
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2011年5月24日、羊城晩報は記事「銃殺刑から9年、真の容疑者が出現=事件に関わった司法関係者の多くは昇進」を掲載した。事件捜査の指揮をとった警察幹部が順調に昇進を続けていることに批判が集中した。写真はフフホト市。
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2011年5月24日、羊城晩報は記事「銃殺刑から9年、真の容疑者が出現=事件に関わった司法関係者の多くは昇進」を掲載した。以下はその抄訳。
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1996年、フフホト市の公衆トイレで、女性の強姦殺人事件があった。捜査の末、18歳の青年が犯人とされ、銃殺刑に処された。ところがそれから9年後の2005年、真犯人を名乗る人間が登場している。
その男の名は趙志紅(ジャオ・ジーホン)。殺人事件9件を犯した容疑で逮捕された。取り調べを受けた趙は1996年の殺人は自身の手によるものだったと自ら供述している。だが、1996年の事件の捜査を担当したフフホト市新城区の馮志明(フォン・ジーミン)副局長は一切、対応することがなかった。
真犯人登場から6年、再びこの問題が取りざたされたのは、マイクロブログでのつぶやきだった。告発した朱順忠(ジュー・シュンジョン)氏は、馮副局長が再び昇進するとの情報を知り、問題を提起したという。
冤罪事件とその後のもみ消し、そして指揮した警察官の昇進。この問題はネットユーザーの注目を集めた。過ちを犯した馮副局長が昇進を重ねていることから、過ちがあった場合は昇進をストップさせる人事評価制度の導入が必要だとの意見も寄せられた。(翻訳・編集/KT)
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