Record China 2011年5月27日(金) 7時10分
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6月1日より、広東省広州市で自動車排ガス検査に新たな方式が採用される。新方式が採用されれば、同市の160万台の自動車のうち、10〜15%が不合格となる見通し。
2011年6月1日より、広東省広州市で自動車排ガス検査に新たな方式が採用される。新方式が採用されれば、同市の160万台の自動車のうち、10〜15%が不合格となる見通し。うち20〜30%は調整を行っても基準に到達できないとみられ、約3万2000〜6万7000台が市内の走行ができなくなる見通しだ。25日付南方日報が伝えた。
広州市環境保護局の専門家によると、これまでの検査はアイドリング状態での検査だったが、新方法は運行時の状況に近い形で検査でき、検査の誤差を減らすことができる。また、従来の方式は排ガスに含まれる一酸化炭素と炭化水素のみを検査していたため、保有者が調整すれば検査をごまかすことができた。広州市環境保護局の過去の調査では、市の年度検査の合格率が100%だったにもかかわらず、道路での抜き取り検査では合格率が80%だったという事例もあった。
新方式採用によって排ガス検査料は小型車の場合で現在の20元から70元に上がる。これに伴い年に1度の車の定期点検費用が「水増し」されることになる。(翻訳・編集/JX)
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