政府関連ビルの連続爆破事件、当局がメディアを口封じ―中国

Record China    2011年5月27日(金) 20時17分

拡大

26日、中国江西省撫州市の政府関連ビル付近で起きた連続爆破事件で、米華字メディアは中国当局がメディアの口封じを行っていると報じた。写真は江西省九江市の武装警察。

(1 / 4 枚)

2011年5月26日、中国江西省撫州市の政府関連ビル付近で起きた連続爆破事件で、米華字メディア・多維新聞は中国当局がメディアの口封じを行っていると報じた。現場を取材した国内外の記者から、当局がノートパソコンや携帯電話を没収、撮影した画像も強制的に削除させたという。

その他の写真

爆発は26日午前、撫州市検察院、撫州市臨州区政府ビル、薬監局ビル付近で発生。少なくとも2人が死亡、数人が負傷し、車10台が大破した。容疑者は市内在住の無職、銭明奇(チエン・ミンチー、52)。国営新華社通信は当初、地元の役人の話として「銭容疑者は家の立ち退き問題で不満を持っていた。その報復として爆発を起こした」と伝えたが、間もなく記事は削除された。

また、撫州市警察は現場に駆け付けた国内外の記者から、ノートパソコンと携帯電話を没収し、撮影済みの画像も強制的に削除させた。事件に関する記者会見も同日の午後4時ごろ、撫州市政府が開く予定だったが、いつの間にかキャンセルになっていたという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携