ペトロチャイナのイラク油田プロジェクト、初の中国向け輸出に成功―中国紙

Record China    2011年6月1日(水) 15時40分

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28日、スーパータンカー・九華山号がイラクを出港し中国に向かった。イラク・ルマイラ油田での共同開発プロジェクトで生産された原油の初めての輸送となった。写真は九華号。

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2011年5月28日、スーパータンカー・九華山号がイラクを出港し中国に向かった。イラク・ルマイラ油田での共同開発プロジェクトで生産された原油の初めての輸送となった。31日、京華時報が伝えた。以下はその抄訳。

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2009年6月、イラクは40年ぶりに外資の参入を認める入札を実施した。計8カ所の油田、ガス田が入札にかけられたが、政治的リスクと厳しい条件を恐れた各国企業は尻込みし、入札は不調に終わったものの、唯一ルメイラ油田のみが落札された。落札者は英石油大手BPと中国の中国石油天然ガス集団(ペトロチャイナ)だった。

油田の生産量向上など一定の条件を満たさないかぎり、落札企業の利益回収が認められない条件が課されていたが、2010年12月、初期目標の生産量10%向上の目標を前倒しで達成。さらに今年4月には3カ月にもわたる交渉の末、イラク政府との「原油輸出協議」が同意され、このたびの輸送にこぎつけた。(翻訳・編集/KT)

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