チャイルドシート使用率0.1%未満、子供の死亡激増中―中国

Record China    2011年6月3日(金) 0時2分

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2日、中国のチャイルドシート使用率がわずか0.1%足らずであることが分かった。

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2011年6月2日までに、中国国内のチャイルドシートの使用率がわずか0.1%足らずであることが、中国国家質量監督検験検疫総局(国家質検総局)の調べで明らかになった。14歳以下の子供の交通事故死者数は、年間1万8000人を超えている。中国の各メディアが伝えた。

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国家質検総局と協力してチャイルドシートの普及を訴える清華大学自動車衝突実験室の張金換主任は、「チャイルドシートを使っていれば命が助かったケースも多い」と話す。欧米諸国では70年代後半からチャイルドシートの着用が義務化されているが、中国ではまだ法制化されておらず、子供を自動車に同乗させる際の安全確保に対する意識も低い。

国家質検総局は、チャイルドシートに関する法整備の第一段階として2010年にまとめた「自動車製品リコール監督管理条例」の修正案で、チャイルドシートを重要な自動車部品の一つとしてリコールの対象としている。(翻訳・編集/JX)

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