2011年6月1日、江蘇省蘇州市の工事現場で古井戸が発見された。中からは大量の古銭が発見された。その総重量は4トンに達するという。4日、新華網が伝えた。

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1日午前、蘇州市の道路建設現場で古井戸が見つかった。陶器で縁取られた正八角形の形をしている。さらに掘り進むと大量の古銭が発見されたため、ただちに蘇州市考古研究所に連絡された。

考古調査が実施されたが、古井戸の中からは古銭が詰まった袋が80袋以上も出土した。袋1つの重さは50キロ以上。合計で4トン以上になる計算だ。おそらく20万枚以上の古銭が詰まっているとみられる。

古銭は宋代のもの。銀製の聖宋元宝も含まれていた。希少価値の高い貨幣だという。考古研究所関係者は、宋代の商人が戦火に巻き込まれた際、井戸の中に財産を隠したのではないかと推測している。（翻訳・編集/KT）