2011年6月4日、天安門事件の記念日にあたるこの日、台湾の馬英九（マー・インジウ）総統は声明を発表し、中国共産党に政治的異見分子の社会的価値を重視するよう呼びかけた。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトが伝えた。

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「千里の道もまず足元から始まる＝異見分子の社会的価値を包容し惜しむべき」と題された声明では、異見分子を軟禁しその発言を封じることで、誤った政策を修正できなくなり社会の声を聞けなくなってしまい、社会的なマイナスだと指摘した。

また中国本土の経済面での躍進を認めつつも、人権面での成果が追いついていないとも指摘。逮捕、拘束されている劉暁波（リウ・シャオボー）、艾未未（アイ・ウェイウェイ）らの釈放を呼びかけた。（翻訳・編集/KT）