<雲南高速鉄道>全区間を一新、アジアと中国各地を結ぶ重要拠点に―中国

Record China    2011年6月6日(月) 14時19分

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4日、中国鉄道部および雲南省の鉄道建設計画によると、中国国内とアジア各国を結ぶ高速鉄道の重要拠点となる雲南省で、近い将来、全区間が一新されるという。写真は四川省成都と雲南省昆明を結ぶ成昆鉄道の沿線で。

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2011年6月4日、中国鉄路道部および雲南省の鉄道建設計画によると、近い将来、南アジア、東南アジア、インド亜大陸に連結する雲南省の鉄道全区間が一新される。内陸部の各都市とも高速鉄道で結ばれ、雲南省―広東省間がわずか6時間、昆明―上海間が7時間、昆明―北京間が8時間で移動できるように。新華網が伝えた。

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昆明鉄路局によれば、雲南省は東南アジアとインド亜大陸の17カ国と隣接し、中国国内で隣接国家の最も多い、陸上の国境線が最長かつ陸路ルートが最多の省。中国西南部の開発と国際鉄道の開発拡大を目指すと同時に、効率的かつ高速の鉄道を建設することで「雲南省と国内各都市との時間的距離が一気に縮まる」と同鉄路局は期待を寄せている。

雲南省の鉄道建設はここ数年拡大の一途をたどっており、過去5年間で10項目以上のプロジェクトが相次いでスタート。投資規模も2006年の30数億元(約360億円)から2010年には162億元にまで増加。現在同省で建設中の鉄道の総距離は1600kmに達し、投資総額も1400億元(約1兆7500億円)を超えた。計画では第12次5カ年計画期間中(2011年〜2015年)に、雲南省管区の鉄道網の運営距離はさらに1780km伸びる予定だ。(翻訳・編集/本郷)

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