Record China 2011年6月6日(月) 16時33分
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3日、重慶市で環境汚染などが健康に与える影響に関する調査が行われ、市内在住の男性の精子は過半数が世界保健機関(WHO)の定める基準に達していないことがわかった。写真はその“元凶”のひとつとされる重慶名物の鍋物。
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2011年6月3日、重慶商業報によれば、重慶市で環境汚染などが健康に与える影響に関する調査が行われ、市内在住の男性の精子は過半数が世界保健機関(WHO)の定める基準に達していないことがわかった。調査は06年から行われ、重慶市と三峡ダム地区の水質汚染が人体に与える影響に関する一項目として行われた。調査対象は20〜40歳、1346人で、うち約70%が30〜40歳だという。
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その結果、世界保健機関(WHO)の定める精液量・精子濃度・正常形態率・pH値・運動率の5項目を基準とした場合、全基準も満たしていたのは38.9%の男性だけで、残りの6割以上の男性の精子は何らかの項目で問題があることわかったという。
調査の結果、農村よりも都市に住む男性の精子のほうが成績が振るわなかった。環境汚染が影響している可能性が高いが、それ以外にもストレス、喫煙、肥満、食生活、テレビやパソコンを通じた電磁波との接触の影響も大きいと考えられる。重慶市で好まれている非常に辛く刺激の強い「火鍋」料理や、油を多く使用する四川料理が悪影響をもたらしている可能性も高いと、調査にあたった専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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