Record China 2011年6月6日(月) 17時51分
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4日、「中国経済がハードランディングしてバブルがはじける可能性がある」との見方が海外で出ているが、中国の専門家がこれを否定する見解を示した。写真は中国ゴマ。とっつきはいいが実際は経験と技術が必要とされることから、よく中国経済に喩えられる。
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2011年6月4日付の新華網によれば、「中国経済がハードランディングしてバブルがはじける可能性がある」との見方が海外で出ているが、同日、浙江省寧波市で行われた2011年第4回中国開放フォーラムで中国国務院発展研究センターの余斌(ユー・ビン)研究員がそれを否定する見方を明らかにした。
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中国経済は過去30年間、外需と国内の投資・消費という2つの側面における急成長を基本的な背景としてきた。続く第12次5カ年計画(2011〜2015年)の期間中も安定成長を続け、「ハードランディングは起こり得ない」との見解を余氏は示した。都市化やインフラ建設、消費構造の転換が進んだ30年来、経済成長に対する内需の平均貢献率は70%を超え、「中国は過度に外需に依存している」とする海外を中心とした根強い見方は成立しないとしている。
また、シンガポール国立大学の鄭永年(ジョン・ヨンニエン)教授は、国民生活の問題が中国の抱える核心的な問題となりつつあるが、中国は財政的に充実している時期にあることから「今後そうした問題を解決するチャンスに恵まれている」とし、これからの5年、10年というスパンで戦略を見誤ることがなければ、中国はもう1段階成長し、先進国への仲間入りを果たす可能性もあると指摘した。(翻訳・編集/岡田)
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