台湾人ビジネスマンが急増、「対人スキル」が貴重な戦力に―中国

Record China    2011年6月8日(水) 7時5分

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6日、中国本土で働く台湾人ビジネスマンが増え続けている。福利厚生が充実し、将来性が高いことが人気の理由のようだ。資料写真。

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2011年6月6日、中国本土で働く台湾人ビジネスマンが増え続けている。福利厚生が充実し、将来性が高いことが人気の理由のようだ。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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中国が昨年実施した国勢調査によると、上海地区に常住する台湾人の数は70万人を超えていた。また、台湾の雑誌「Cheers」が台湾の大卒新卒者向けに実施したアンケートでも、5割以上が「経済発展目覚ましい中国本土で働きたい」と答えている。住居や帰省チケットの支給など福利厚生が充実し、毎年10%ほどの昇給が見込めるという点が人気の理由のようだ。

また、中国で事業展開する海外企業にとっても対人スキルの高い台湾人は貴重な人材。中国本土社員と外国人社員の橋渡し役として重宝がられている。台湾大学国家発展研究所の辛炳隆(シン・ビンロン)副教授も「中国本土は教育制度のせいで協調性や団結力のある人材に乏しい。その部分を台湾人がうまく補っている」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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