中国が米国を追い抜くまでの道のりはまだ長い、IMFの予測に反論―米紙

Record China    2011年6月9日(木) 20時7分

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3日、米紙は、中国は早ければ2016年には経済規模で米国を追い抜くとする国際通貨基金(IMF)の予測に対し、「1つの数字だけを見て結論を出すのはおかしな考えだ」と反論した。写真は北京の高級ブランド店。

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2011年6月3日、米紙ワシントン・タイムズは、中国は早ければ2016年には経済規模で米国を追い抜くとする国際通貨基金(IMF)の予測に対し、「1つの数字だけを見て結論を出すのはおかしな考えだ」と反論した。7日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。

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記事は、IMFが出した国内総生産(GDP)の数字は購買力平価(PPP)を基に計算したものだとした上で、比較しているのは国内で実際に使った金で、名目上の為替レートではないと指摘。GDPの数字だけを見て、人々の実際の豊かさを見ないのは大きな誤りだとした。

記事によると、1人当たりの平均で見れば、中国はいまだに貧困国で人口は米国の4倍以上。PPPで見ると、米国の1人当たりの平均年収は約4万7500ドルに対し、中国はわずか7500ドルだ。そのため、中国が米国を追い抜くまでの道のりはまだ遠いということが分かる、と記事は強調している。(翻訳・編集/NN)

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