2011年6月6日から2日間、北京市で米中学術研究機関共催の国際シンポジウムが開催された。席上、「中国共産党は時代に適応して変化する能力があるのか」が話し合われた。7日、米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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ジョージ・ワシントン大学のデヴィッド・シャンボー教授は、「中国共産党は中国国民、国民経済、中国経済の国際的地位のために多くを成し遂げてきた。時代に適応する力はある」と太鼓判を押した。ソ連を筆頭に政権崩壊した国から多くの教訓を読み取ってきたという。

一方、鋭い政府批判で知られる陳子明（チェン・ズーミン）氏は、「共産党は民衆の党ではなくなった」と厳しい見方を示した。選挙をしない一党独裁体制により「現代政党としての機能を失っている」との評価を下した。

同じく中国の陳永苗（チェン・ヨンミャオ）氏も共産党には改革の意志はあるが、能力はないとばっさり。膨大な官僚機構が改革にとっての障害だと批判した。（翻訳・編集/KT）