Record China 2011年6月10日(金) 20時43分
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9日、香港・中国合作映画「武侠」の巨大看板が上海市に登場し、その点灯式にピーター・チャン監督と主演俳優ドニー・イェンが出席した。写真はドニー・イェン(左)とチャン監督(右)。
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2011年6月9日、香港・中国合作映画「武侠」の巨大看板が上海市に登場し、その点灯式にピーター・チャン(陳可辛)監督と主演俳優ドニー・イェン(甄子丹)が出席した。網易娯楽網が伝えた。
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「武侠」は、優れたラブロマンス作品で映画ファンの支持を得ているチャン監督が初めて手がける時代アクション。ドニー・イェンをはじめ、金城武や人気女優タン・ウェイ(湯唯)ら豪華キャストが出演し、中国では来月4日から公開されることになっている。
作中にはドニーが崖から落ちるシーンがあるが、その撮影前にロケ現場となる崖を偵察に行ったアクション班“チーム・ドニー”の1人が、一時行方不明の大騒ぎになった。崖から足を滑らせながらも九死に一生を得たというこのスタッフ。ドニーは「アクション役者は危険と背中合わせ。注意しないといつ命を落とすか分からないんだ」と、普段は口にしない恐怖感を漏らした。「僕も映画を撮るたびに恐さと戦っている」と話し、死の淵をさまよった弟子の話題に男の涙を浮かべていた。
07年の映画「ラスト、コーション」で一躍人気女優になったタン・ウェイは、同作中の歴史描写や濃厚すぎるラブシーンが災いして、中国映画界から長く“封印”されていた。間もなく公開される愛国映画「建党偉業」に出演し、やっと本格解禁を迎えるかに思われたが、このほど全出演シーンがカットされたことが明らかになった。
チャン監督はこの日、「今後計画している2作品にも彼女を起用する」と、タン・ウェイ支持を堂々と表明。災難続きの彼女について、「それが彼女の運命だったんだ。彼女の身に起こった不幸も幸福も、すべてが今の魅力的な彼女を作る要素になってくれている」と、優しく語っていた。(翻訳・編集/Mathilda)
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