中国の治安当局は“みかじめ料”をとる!義憤から1000人規模の暴動が発生―広東省増城市

Record China    2011年6月13日(月) 8時58分

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12日、広東省広州市郊外の増城市で大規模な暴動が発生している。写真は暴動の様子。

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2011年6月12日、英BBC中国語版によると、広東省広州市郊外の増城市で大規模な暴動が発生している。国営メディアの新華社は、25人の「騒乱分子」が逮捕されたと報じている。

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記事によると、同市の新塘鎮大敦村で10日夜、四川省出身の女性が路上で夫と衣類を販売していたが、治安当局者が2人に店の撤去を命じた際、妊娠している同女性が地面に倒れたことから、出稼ぎ労働者たちの不満が爆発したという。

民衆は2日間続けてデモを行い、その期間同鎮の派出所を襲うなどしたという。怒りに燃えた1000人近い民衆の姿や、上下逆さになったパトカー、燃えたバイクなどの映像がインターネット上では流れている。

広州市警察当局は、四川省出身の夫婦の露店が違法営業にあたるため治安当局者が撤去するよう説得したとインターネットサイトを通じて発表しているが、目撃者などによると、治安当局者らは露天商や商店などに対して「保護費」の名目で金銭を要求していたという。治安当局者らが妊娠している女性に対して殴るけるの暴行を加えていたとの目撃証言もある。(翻訳・編集/津野尾)

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