中国とベトナム、南シナ海で軍事衝突を起こす可能性=中国の専門家が指摘―SP華字紙

Record China    2011年6月15日(水) 14時31分

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13日、シンガポール華字紙は「中国の学者:中国とベトナムは南シナ海で軍事衝突を起こすかもしれない」と題した記事を掲載した。写真は中国とベトナムの国境を示す石碑。

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2011年6月13日、シンガポール華字紙・聯合早報は「中国の学者:中国とベトナムは南シナ海で軍事衝突を起こすかもしれない」と題した記事を掲載した。新華社通信が伝えた。以下はその内容。

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5月末以降、南シナ海での中国とベトナムの主権争いが激化している。ベトナムは13日、実弾軍事演習を実施、対立姿勢をさらに強めた。北京大学国際戦略研究センターの朱峰(ジュー・フォン)副主任は「ベトナムが強硬姿勢を打ち出せば、中国も他に退路はない。対峙が続けば、対立はさらに深まる」との見方を示している。

軍事力を比較すると、ベトナムが中国の敵ではないことは明らかだ。だが、朱副主任は「ベトナムは米国の支持が得られると分かれば、大胆な行動に出る可能性が高い。そうなれば、両国が軍事衝突を起こす可能性は否定できない」と指摘する。

また、ベトナム側の考えについて、「中国に戦争する覚悟ができていないと確信している。中国をまだ弱いと思っているのだ。しかも、ちょうど良いことに米国も中国の台頭に懸念を抱いている。ベトナムにとって今は強硬姿勢に出る絶好の機会なのだ」と分析した。(翻訳・編集/NN)

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